こんにちは。インテリアコーディネーターのchiroruです!
我が家のLDKは和室を除いて18.5畳。
ですが、「20畳以上あると思った!」と来た人皆に言われるので、今回はその理由を真剣に考えてみました!
私はゆとりのある空間は、実際の広さよりも間取りやインテリアの工夫で実現できると思っています✨
ということで、今回は我が家のLDKが広く感じる間取りの理由・工夫をご紹介したいと思います。
これから新築予定の方の間取り設計の参考になればうれしいです😊
本記事の内容
LDKを広く見せるための間取り設計の工夫をご紹介します!
参考
LDKが広く感じるためのインテリアの工夫はこちらにまとめています。
LDK18.5畳 広く見せるために工夫したこと7選~インテリア編~
①リビングの吹き抜け
我が家のリビングは4.5畳の吹き抜けになっています。
吹き抜けがあると天井が高いので、物理的に空間が広く感じるのは言わずもがなですね✨
吹き抜け上部の窓は大きなFIX窓(羽目殺し窓)を採用し、吹き抜けに面する2階の廊下は透明なファイン手摺を採用することで視線の抜けをつくり、より解放感が出るように設計しています。
吹き抜けは間取りの制約があって我が家は大きく取るのが難しかったので、我が家は4.5畳と小さめの吹き抜けなんですが、実現できてよかったと思っています。
ちなみに吹き抜けだと冷暖房の効きを気にする方が多いですが、高気密高断熱のi-smartのおかげで夏でも冬でも快適に過ごせています♪
関連
吹き抜けについてはこちらの記事に詳しくまとめています
【一条工務店】4.5畳の吹き抜けの実際の住み心地を紹介! 冷暖房・におい・遮音性はどうなの?
我が家が一条工務店のi-smartを選んだ理由はこちら
一条工務店i-smartを選んだ理由 決め手2選とデメリット
②L字型の間取り
我が家はL字型のLDK間取りにしていますが、この間取り私は大のお気に入り💛
もちろんL字と言っても間取りは様々ですし、家具の配置にもよると思いますが、我が家ようなL字型の場合3つの効果が得られていると思います。
1. 視線が広がる
I字の方が広いという意見もありますが、私はL字型にしたことで、視線に広がりが生まれたと思っています。
キッチンからだとダイニングの端からリビングの端まで見渡せるので、横に奥にも視線が広がります。
ちなみにL字とは言え、和室も含めるとほぼ四角な間取りですね。
もちろん和室もキッチン、リビングどちらからもアクセス可。
キッチンにいながらダイニングやリビングにいる家族とコミュニケーションがとれたり、TVも見えるようにするという目的でこの間取りにしたので、結果的によく見通せる空間になり満足しています!
2. 動線エリアを少なくできる
リビング、ダイニング、キッチン間を移動する際の動線エリアを少なくできていることも広く感じる理由だと思っています。
動線として使うエリアが少ない分、全体のサイズの割に有効に使えるエリアを大きく確保できています。
ダイニングテーブルは180センチ、ソファは210センチのものを置いても大丈夫だと家具屋さんから言われました。
18.5畳でもゆったりしてるでしょ?笑
階段は廊下にあるので階段含めて18.5畳だと狭いかもしれませんが、階段なしで18.5畳なら十分な広さですよ~😊
3. 庭へ視線が抜ける
我が家ではリビング、ダイニングから吐き出し窓を介してウッドデッキが一続きでつながっています。
ウッドデッキが床と同じ高さで連なっていることで、あたかもリビング、ダイニングが伸びているように見え、キッチンから眺めた場合に奥行き方向に視線が外に抜けるので広く感じると思っています。
我が家のウッドデッキはグレーですが、もしこのウッドデッキが床と同じ色だったり木目調タイルだったら更に広く感じただろうなと思います。
③和室を隣接
我が家はリビングとキッチンの間の角部にLDKとは別に4.5畳の和室をつくりました。
普段は洗濯物干しや子供の遊び場用のスペースとして、お客さんが泊まりで遊びに来たときはここで寝てもらうというように多目的な使い方をしています。
畳の色(灰桜色)やアクセントクロスの色(ブラック)もLDKのテーマカラーと統一して空間に繋がりを持たせるよう工夫しています。
また、より開放的にするために、リビング側の建具は天井まで伸びる上吊りハイドアにしています。
扉を閉めている時は天井まで伸びた壁となり、扉を開けた時は開口部が天井まで伸びるので開放感抜群です✨
我が家では『動く壁』というコンセプトのパナソニックのハイドアを施工させて頂きました。
LDKに隣接していることで、空間が広く感じる効果もあり、家事をしながら子供が和室で遊んでいる様子を見れるなどの実用面も優れているためおすすめです。
④和室のアクセントクロスを後退色に
③でも触れましたが和室のアクセントクロスをブラックにしています!
寒色系や暗い色は後退色といって、遠く奥まって見えるという効果があるんです。
なのでリビングから見た時に奥行き感が協調されて広く感じますよ~
暗い色は全面に使用すると圧迫感を感じるのですが、アクセントなら圧迫感も感じません😊
⑤デザイン柱で高さ方向に広がりをつくる
一番こだわったリビングには天井までドーンとつなげたオリジナルのデザイン柱を設けました。
これがあることで、自然と上まで視線が行くのでより高さを感じることができます。
デザイン柱は敢えて壁をふかしてそこに木目調のクロスを貼っています💛お気に入りです。
我が家はテレビの背面にエコカラット(ストーングレース)を施工しているんですが、横に4枚張ると微妙に隙間が残ってしまうサイズです。
エコカラットは壁から壁まで貼った方が断然見栄えが良いので、中途半端な隙間をなくすために横方向にエコカラットを3枚張り、残りの隙間部分の壁をふかすことでエコカラットが壁と壁に挟まれてかっこよくなるように…
更にせっかくの吹き抜けなので、上までどーんと柱にしちゃえ!ということで思い切ったデザインにしてみました😊
無機質なストーングレース×温かみのある木目デザイン柱の組み合わせ、大好物です!!笑
ストーングレース自体が当時は新作で出たばかりで施工例もなく、デザイン柱も我が家のオリジナルで設計したので、完成して実際に見てみるまではどうなるか不安もありましたが想像以上におしゃれにできたため大満足です。
我が家の一番のお気に入りスポットです。
またテレビ周りをすっきりさせるため、我が家ではテレビを壁掛けにしています。
関連
テレビの壁掛けについてはこちらをご参照ください。
テレビの壁掛けで失敗しないための4つのポイント
⑥オープンキッチン
オープンキッチンにすることで視線を遮らないため解放感が抜群です。
最初はキッチンを常にきれいに保てるか不安で壁の立ち上げがあったらなと思っていましたが、広く見えるのでオープンキッチンにしてよかったです。
丸見えなのでむしろきれいにしようと思えます。
もし次に家を建てるとしてもまたオープンキッチンにしたいくらい解放感がお気に入りです。
⑦ファイン手摺
4.5畳の一条の家では小さ目な吹き抜けですが、クリアアクリルパネルのファイン手摺のお陰で吹き抜けがより広く見え解放感抜群!!
オプション代は高いですが吹き抜けにするなら間違いなくおすすめアイテムです。
別記事(i-smartの耐力壁問題の対策方法3選)でも触れていますが、我が家は最初吹き抜け上部は壁にする設計をしていました。
LDKの音やにおいが二階まで来ないか気になってたんです。
でも、吹き抜けを腰壁にしているお宅を拝見する機会があり、その解放感に魅かれ壁ではなくファイン手摺にする変更を決断できました。
オプション代はかかったけど、採用して本当に良かったと思っています。ここを壁にしていたら絶対に後悔してました!
ファイン手摺はリビングだけでなく二階の廊下も広く感じる効果があります。
まさに一石二鳥なオプションでした。
まとめ
我が家がLDKを広く見せるためにした工夫
①吹き抜けを作る
②L字型の間取りにする
③和室を隣接する
④アクセントクロスに後退色を使う
⑤天井まで伸びるデザイン柱をつくる
⑥オープンキッチンにする
⑦吹き抜けの壁をファイン手摺にする
今は廊下や和室をなくしてLDKを広くとるお家が多いので18.5畳と聞くと小さいと感じる方もいるかと思いますが、工夫次第で実際より広く見せられます😊
家づくりの方の参考になれば嬉しいです!
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参考
LDKが広く感じるためのインテリアの工夫はこちらにまとめています。
LDK18.5畳 広く見せるために工夫したこと7選~インテリア編~
一条工務店のおすすめオプションについてはこちらでご紹介しています。