こんにちは。chiroruです😊
我が家は一条工務店のi-smartというシリーズで家を建てています。
実はi-smartって建築工法的な理由で間取りの制限(いわゆる”一条ルール”)が多いことで有名なんですが、我が家も漏れなく一条ルールには悩まされました💦
というわけで、今回は我が家も設計中に直面したi-smartの耐力壁問題とその対策方法を紹介します。
i-smartに限らずこれから新築を建てる方にも参考になると思います。
i-smartの耐力壁問題とは?
i-smartの耐力壁問題
一条工務店で建てる人達の間では一条ルールと言われてますが、一条だけというわけではなく、2×4、2×6工法のお家にはあるあるな問題と思います。
十分な耐震構造にするため、欲しくない位置に耐力壁や垂れ壁を作る必要が出るなど間取り上の制約が出てきます💦
場所によっては耐力壁を利用して収納を作ったり、目隠しになったり上手に活用できる場合もありますが、間取り的には回避したいことが多いはずです。
我が家も設計を進める中でリビングに欲しくもない壁を作らないといけないかもしれないという問題に直面しました。
しかも場所的に壁ができるとソファが置けなくなるため、間取り全体を変更しなくてはならないかもしれない!!という危機…
やっと決めた間取りだったのにそれを伝えられた時はめちゃめちゃ焦りました(´;ω;`)ウッ…
耐力壁を回避する方法3選
設計士さんと相談し、耐力壁を回避する方法を検討しました。
設計士さんによると、
ポイント
二階の重量を減らすことで耐力壁を回避できることがある。
とのことでした。
つまり上が軽いと、その分それを支える壁が減らせるということですね✨
そんな訳で、我が家では二階の重量を減らすため以下の3つの方法を検討しました。
①ドアを開き戸ではなく引き戸にする
開き戸だと壁が厚いんですが、引き戸にすることで引き込み部分の壁が薄くなるためその分重量が軽くなるんだとか!なるほどー✨
しかし、引き戸にすると寝室内の壁を有効に使えなくなる(テレビを置くとか、絵を飾るとかできなくなる)ので、我が家はこちらの方法は採用しませんでした。
ただ、引き戸にしてたら垂れ壁もっと小さくできたのかな…って今更ちょっと後悔してます…笑
②壁をスリットウォールにする
寝室の壁をスリットウォール(スリット上の固定窓がついた壁)にすることも提案頂きました。
一部を窓にすることで、壁が軽量化するためです。
ですが、吹き抜けに面した壁のため寝室で寝るときに誰かがリビングの電気をつけていたら光が入ってくる、寝室がリビングから見えるのが気になる(すりガラスにはできますが)、防音が気になるという観点でこちらも断念しました。
※我が家では採用していないので写真はスリットウォールではなくスリットスライダーの写真です。
③吹き抜けに面した2階廊下の壁を腰壁にする
最初2階の廊下の壁は防音の為に壁にする予定だったのですが、これを最終的に腰壁に変更しました!
実は我が家はこの方法で無事にリビングに耐力壁を回避できました✨
この決断本当にナイスだったねと夫ともいつも話してるんですが、ファイン手摺にしたことで吹き抜けの解放感もUP!
クリアのパネルにしたので視線が抜け廊下も広く感じるというメリットもありました。
ファイン手摺にしたことでオプション代はかかりましたが、耐力壁も回避できて解放感も出て一石二鳥な結果となり大満足です♪
前にも書いた通り、我が家は最初吹き抜けに面した壁を腰壁でもなく普通の壁にしようとしていました。
1階の音やにおいが2階まで届くことを気にしていたためです。
でも、腰壁にしているお宅を初めて拝見した時、腰壁の解放感にものすごく魅かれ、すぐ腰壁に変更!!笑
普通の壁にしていたら二階の廊下が暗く閉鎖的で吹き抜けの解放感も損なわれていただろうため、きっと大後悔していたと思います!!
実際にいろんなお家を拝見することで凝り固まった私の考えも変わり、良い方向に進みました✨
ほんと、私あんなに頑なに「壁にします!」と設計士さんに言っていたのに、あっさり腰壁に変更しました~
百聞は一見にしかずとはこのこと。笑
ちなみに感じ方にひとそれぞれ個人差はあると思いますが、気にしていた音やにおいも住んでみるとそこまで気になりませんよ~ファイン手摺にして本当良かった😊
家づくりの進める中でいろんな問題に直面すると思いますが、あきらめずに思いを伝えると設計士さんもアイデアを絞り出してくれます😊
今はインスタグラムでも家づくりの投稿をしている方はたくさんいらっしゃるので、何か他に方法はないか参考にしたり思い切って相談してみるのもいいと思いますよ。
後悔のない家づくりを!!
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初めての家づくりで注意すべきポイントはこちらの記事を参考にして下さい。