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未経験の主婦が独学でインテリアコーディネーター資格に合格するための勉強法(2次試験編)

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こんにちは、chiroruです。

私はインテリア業界全くの未経験の主婦!!

なんですが、2021年にインテリアコーディネーター資格試験を初めて受験し、無事に合格することができました✨

インテリアコーディネーター資格試験の1次試験と2次試験を合わせた合格率は20~25%程と言われています。

業界未経験といこともあり私は約1年前から時間をかけてこつこつと勉強を続けてきました

これからインテリアコーディネーター資格試験の受験を考えている方の参考になればと思い、勉強方法や勉強時間についてまとめました

今回は2次試験の勉強方法についてご紹介します。

私の境遇

■年齢
30代

■職業
専業主婦

■インテリア関連の経験
なし

■家族構成
夫+子供2人(5歳長男、2歳長女)

■勉強を始めた時期
1次試験の約1年前

■勉強に割ける自由時間
平日:夜に1時間(日中は家事と下の娘の世話で時間なし)
※7月から木・金曜日は下の娘もプレに通い始めたため日中も時間が取れるようになって2、3時間勉強してました

■インテリアコーディネーター資格を取ろうと思ったきっかけ
元々インテリアが好きだったのですが、マイホームを建てたことがきっかけで更に大好きに。
インスタで家づくりやインテリアの発信をしたりフォロワーさんのインテリアの相談に乗るうちに、
資格を取って将来的にはインテリアコーディネーターとして働きたいと思うようになりました。

 

メモ

インテリアコーディネーター2次試験の概要(インテリア産業協会HPより引用)
2次試験を受けるには先に1次試験に合格することが必要です。

■2次試験の概要
試験日:12月上旬
試験方式:インテリア計画に関する論文・プレゼンテーション(記述式)
試験時間:180分
合格率:57.8%(2022年度)

 

 

2次試験対策に必須の参考書と勉強方法

①はじめてのインテリア製図合格する図面の描き方


一番初めに製図の基礎をこのテキストで一通り学びました。

図面の描き方が順を追って説明されているので、真似しながら描いていきます。

載っている平面図や立断面図、アイソメ図、パースは全部描き練習しました。

ただ、私は製図のルールを完璧に覚えようとして何周か練習したのですが、今思えばこの時点では一周すれば過去問題に進んでいいと思います。

独学の場合、とにかくたくさんの問題に触れていろんなパターンを知ることが大事です!!

なので、一通りやり終えたら過去問に進みましょう。

 

図面を描く練習にこちらの練習帳もあると便利ですよ!

上記のテキストと合わせて買った方が良いと思います。


 

②2次試験過去問題徹底研究


過去10年分の過去問と模擬解答が掲載されています。

何回も練習するので、付属の問題用紙には直接描かず、コピーしてそちらで練習すると良いですよ~😊

解説も書かれているので独学組にとっては、この解説が教科書替わりでした。

最初は問題を解こうとしても、どうやって描けばいいのか全く分からず頭が?でいっぱいでした。

なので最初は答えを見ながら描き写すという状態でしたが、それでもものすごい時間がかかります💦

2次試験の試験時間は180分ですが、全く間に合いません💦

でも最初はそれで大丈夫です!

時間よりも配置の考え方や描き方のパターンを知っていくことが大事!

いろんな問題を解いていると、答えは一つじゃないということが分かってきます。

家具の寸法、内部の断面まで表現するのかどうか、扉の開閉記号を描くのかどうか、は問題に書いてある条件によって変わるんです!

例えば照明は実線で書きますが、問題で「破線図示すること」と指示がある場合それに従います。

問題によって条件も様々で、試験ではいかにその条件に忠実に描けるかということがポイントとなります。

 

私が思う練習で大事なことは次の3つ

①家具の寸法を頭に入れる


問題で指定がない場合、家具の寸法は常識的なサイズで描くことになるので、そのサイズを頭に入れておくこと。

製図で何に時間がかかるかというと、考えたり迷うことです!

迷わず描けるように家具のサイズは頭に入れておきましょう

②まずは早く描くことより丁寧に描くことを意識すること。


未完成の解答用紙は一発アウトになるそうなので、もちろん試験では早く描くことは大事です。

でも、練習の段階では早く描くことより丁寧に描くことが大事です。

最初はものすごい時間かかりますが、慣れてくるほど早く描けるようになるので大丈夫です😊(私もそうでした!!)

③各パートの時間配分を意識すること。


私の場合、過去問題を解いていて2時間だと製図がぎりぎり間に合うか、間に合わないくらいだと感じました。

なので、論文40分、製図140分を目標に進めました。

練習するときは必ず時間を計り、時間の感覚をつかんでおきましょう。

試験では未完成とみなされると一発アウトと言われているので、完璧を目指さず、満遍なく完成に近づけるように意識しました。

この3つを意識しながら過去問を解いて、いろんなパターンをインプットしましょう!

ちなみに私は過去問は最低3回ずつ解きました。多いか、少ないかは分かりません。笑

 

③2次試験予想問題徹底研究


8回分の予想問題(論文は4回分)が掲載されています。

個人的には予想問題はレベルが高いというか、過去問より難しめな印象でした。

過去問にはないパターンの問題もたくさんあるで、個人的には予想問題も解いておいた方が良いと思います!

年によるだろうけど、予想問題に慣れておけば本番は少し楽に感じるかも…?

 

④一番わかりやすい合格論文入門


インテリアコーディネータ試験の論文は今まで学校で習ってきたような作文とは書き方が違うのでこちらは必ず読んでおくことをお勧めします。

文章を(しかも手書きで)書くことに慣れていないので、本当に言葉が出てきません!!本当に!あんまりにも言葉が思い浮かばなくてびっくりしました。

慣れとしか言いようがありませんが、何回も書いていると少しずつ書けるようになりました。文章のレベルは低いと思いますが…笑

あと論文は時事的な内容が出ることがよくあるみたいなので、問題を予想してキーワードを箇条書きにメモしてました。

例えば、SDGs、サスティナブル系の問題に対しては
「FSC認証の木材」「流行より長く愛せるデザイン(例えばYチェア)」「強度のある家具」「海洋廃棄物等のリサイクル素材」等をメモしていました。

結局問題には出ませんでしたが。笑 でも出た時キーワード頭に浮かんでこないと書けないので事前準備は大事だと思います。

あとは論文で気を付けたことは良い文章を書こうとしないことです!!←本気です笑

なぜなら、配点の仕組みは分からないので勝手な予想ですが、2次試験における論文の採点割合はそんなに高くないと思うからです。

良い論文を書くことに時間を費やして製図が間に合わなくてアウトになるよりは、論文は多少減点されても製図に時間を当てた方が良いと考えていました

なので、試験本番でも30分で書ききることを意識(実際は40分かかりました)して、完璧を目指さずに書き上げました。

 

これだけあれば大丈夫!おすすめの製図用道具

製図用シャープペンシル



私のおススメはGRAPHGEARのシャープペンシル!

程よく本体に重みがあって、持つところにグリップがついてるので手が疲れにくいんです。

そして線を引くときにブレにくくて描きやすい✨

初めはよくおススメされているSTEADLERのものを使っていたのですが、試験1週間前に予備にと思って買ったGRAPHGEARがあまりに使いやすくてこちらに乗り換えました!

シャープペンシルってこんなに違うんだって驚きでした。

試験当日はもちろん、練習でも論文と製図をたくさん書くので自分に合うものを選ぶといいと思います。

直定規



私はSTEADLERのものを使いましたが、どこのものでもいいと思います。

20cmを使ってましたが使いやすかったです。

マスで平行を取るので、製図用のマスが描かれたものにしましょう。

三角スケール



必ず建築士用のものを買いましょう(私最初間違えて買ってしまって買いなおしました)

STEADLER製を使っていましたが、ホワイトカラーがオシャレで気に入ってます💛

円定規



平面図でフロアライトや扉の開閉記号を描くときに使います。

これがあればコンパスは不要です。

方眼三角定規



主にアイソメ図を描くときに使います。

方眼マスがあればどれでもいいと思いますが、私はこちらのUCHIDA製のものを使ってました。

製図ブラシ



これもどこのでもいいと思います。

私は一番安くてコンパクトそうなものを買いました。

色鉛筆(18色)



FABERCASTELLのものを36色セットのものを購入しましたが、欲しい色がなかったりしたので、足りない分は文房具屋さんで買い足しました。

息子が使っている色鉛筆よりは圧倒的に塗りやすいです✨

ただ、私は消しゴムで消せるタイプのものをお勧めします。
こういうのです↓


というのも、色鉛筆を塗った後ミスを発見しても、色鉛筆がなかなか消えなくて修正できない!!できたとしても汚くなってしまいます💦

もちろん塗る前に図面をよく確認して、消すことのないようにするのが一番ですが、人間はミスをする生き物です!にんげんだもの…

なので保険という意味でも消せる色鉛筆の方が安心だと思います。

私もそうすれば良かった…今なら断然そうします!

字消し版



一部分だけ消したいとき余計な場所まで消してしまわないように、字消し版を必ず使いましょう。

消さなくてもいいところまで消してしまうと描き直しになって、線がずれたり汚くなってしまいます

ミスをしないのが一番ですが、人間はミスをする生き物です。(2回目)

必ず練習の時も使う癖をつけておきましょう。

使わなかったもの

ヘキサスケールは三角スケールと直定規、コンパスは円定規で代用できるので全く使いませんでした。

 

独学はここがツライ!

スクールに通う方は分からないことがあったら講師の方にすぐ質問できると思いますが、独学組は聞く人がいません!!

ちょっとした疑問すら聞ける人がいないのです(´;ω;`)

なんせ製図はいろんなパターンがあるので、これはルールなの???このパターンはどうなの?と思うことがちょこちょこ出てきます。

結局よくわからない部分もあるまま試験に臨んだので、問題との相性によっては落とされていたかもしれません…

あとはスクールの人に比べて、勉強の効率も悪いと思いますね…

独学の私が頼れるのは模擬解答とyoutubeくらいでした。

気軽に質問できる人がいないというのは勉強していて一番辛かったですね(´;ω;`)ウッ…

 

 

これから受ける方へ

独学でも、未経験でも努力すればインテリアコーディネーター試験に合格することは可能です

正直私も自覚しているミスも何個かあります💦論文ももっとこれを書けばよかったかな…とか思ってました。

私が自覚してるミス

①平面図コーブ照明の表示が分からず点線だけで記載した
②テレビボードの奥行きを600㎜にした(奥行きありすぎ)
③掃き出し窓の前にあまりゆとりのない配置にした
④家具詳細図の面材の木目表現を描き忘れた

どれも致命的なミスではないと思うし、④の面材の表現は+α的要素だと思っているで個人的には減点にはならないと予想しています(あくまで予想です)

ですが、二次試験は採点基準も不明だし自己採点もできません。

なので合格してる確信も持てず、周りのレベルも分からないしミスもしたので落ちてるかも…とどきどきそわそわ過ごした2か月間でした。

でも、試験でミスをしない人はいないと思ってます!!多分皆ミスはする!

練習をたくさんすること。

そしたら試験当日は一発アウトになるような致命的なミスは避け、問題の指示をよく読み、丁寧に制限時間内に描ききる!

それが大事なのかなと合格してみて思います。

来年があるからと思っていると来年がしんどくなるので、ぜひ一発合格を目指してください。

一次試験が終わってから2次試験対策を始めると独学組は特に間に合いません。

ぜひ一次試験と並行して勉強することをお勧めします😊

私の体験談が、これから受験する方の参考になれば嬉しいです。

 

忙しい方、効率よく合格したい方には独学はおすすめしません

最後に、ここまで、独学での勉強法をご紹介しましたが、

忙しい方、無駄なく効率よく合格したい方には独学はあまりおすすめできません。

私は独学で進めましたが、何が重要かが分からないため闇雲に効率の悪い勉強をしていたと思います。

私は運よく勉強時間を確保できたので合格できましたが、

1年間は隙間時間さえあればずっとテキスト読むか図面を描くか論文を書くか…というように勉強漬けの毎日でした
(もうあの生活にはもどりたくないです…w )

特に二次試験の論文や製図は答えが一つではないので、毎日"これで合格できるのだろうか?"と不安を抱えながら勉強していて、メンタル的にも辛かったです。

二次試験に関しては特にプロの添削やアドバイスがあれば…と思っていました。

忙しい方、効率よく合格したい方にはコストはかかりますが専門講座を受けることをおすすめします。

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おすすめポイント

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通信講座なのでまとまった時間がとれなくても隙間時間で勉強できる

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初めての方でも分かりやすい図解が豊富なテキストと映像

おすすめポイント④
添削・質問サービスがあり、資格試験のプロに質問ができる。

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