こんにちは、chiroruです😊
私はインテリア業界未経験なんですが、
2021年に初めてインテリアコーディネーター資格試験を受験し、無事に一次試験合格にすることができました!!
私の1次試験の自己採点の結果はこちらです!(合格ラインは発表されていませんが7~7.5割と言われています)-
メモ
インテリアコーディネーター試験の概要(インテリア産業協会HPより引用)
1次試験合格後、2次試験に合格することで資格取得となります。
■1次試験の概要
試験日:9月中旬~10月中旬(予定)の間で受験者が希望し、申込した日時(複数回受験は不可)
試験方式:CBT方式(テストセンターのパソコン画面に表示される問題を選択解答)
試験時間:120分
内容:
1. インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
2. インテリアコーディネーターの仕事に関すること
3. インテリアの歴史に関すること
4. インテリアコーディネーションの計画に関すること
5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
6. インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
7. 環境と設備に関すること
8. インテリアコーディネーションの表現に関すること
9. インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
合格率:34.2%(2022年度)■2次試験の概要
試験日:12月上旬
試験方式:インテリア計画に関する論文・プレゼンテーション(記述式)
試験時間:180分
合格率:57.8%(2022年度)
注意ポイント
2023年度実施試験より1次試験の方式が変わりました。
試験方式:マークシート方式(筆記式)→CBT方式(テストセンターのパソコン画面に表示される問題を選択解答)
試験時間:160分→120分
問題数:50問→36問
資格試験の出題範囲と審査基準に変更はありません。
とのことなので、試験対策はこれまでと変える必要はないと思います。
試験を受けれる会場と日時の選択肢がグッと増えたので、立地や仕事の都合で受けれらなかった方も受けやすくなりました!
試験全体の合格率は20~25%と言われているので、独学の私は約1年前から独学で勉強を始めてこつこつと勉強続けてきました。
これからインテリアコーディネーター資格試験の受験を考えている方の参考になればと思い、勉強方法や勉強時間についてまとめました。
ここでは1次試験の勉強方法についてご紹介していきたいと思います。
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私の境遇
■年齢
30代
■職業
専業主婦
■インテリア関連の経験
なし
■家族構成
夫+子供2人(5歳長男、2歳長女)
■勉強を始めた時期
1次試験の約1年前
■勉強に割ける自由時間
平日:夜に1時間(日中は家事と下の娘の世話で時間なし)
※7月から木・金曜日は下の娘もプレに通い始めたため日中も時間が取れるようになって2、3時間勉強してました
■インテリアコーディネーター資格を取ろうと思ったきっかけ
元々インテリアが好きだったが、マイホームを建てたことがきっかけで更に大好きに。
インスタで家づくりやインテリアの発信をしたりフォロワーさんのインテリアの相談に乗るうちに、
資格を取って将来的にはインテリアコーディネーターとして働きたいと思うようになった。
参考
2次試験についてはこちら↓
★勉強に使ったおすすめ参考書ランキング★
私がお世話になった参考書たちを紹介します😊
インテリアスクールもされているHIPSさんが出版しているシリーズです。
No1,2は独学組には必須中の必須の参考書です。繰り返し勉強することをおすすめします。
No.1 インテリアコーディネーター1次試験 過去問徹底研究
過去問は下記テキストと合わせて必須アイテム!
過去問が過去5年分全て掲載(テーマごとにランダム)されています。
問題ごとに詳しく説明が書かれているので、復習しながら問題を解き進めることができます。
下記テキストとセットで繰り返し解くことをおすすめします。
No.2 インテリアコーディネーター1次試験 合格教本
基本となるテキストで、必須アイテム!
上巻と下巻に分かれておりともに300ページずつくらいあります。かなり詳しく書かれているので、これがあればテキストとしては十分かなと思います。
かなりボリュームがありますが、過去問とセットで繰り返しやることで少しずつ理解できてきます。
No.3 インテリアコーディネーター1次試験 予想問題徹底研究
過去問をマスターした方にはこちらがおすすめ!
類似問題でも過去問とは違った切り口での問題もあるので、理解があいまいな部分を再認識することができます。
No.4 インテリアコーディネーター1次試験 一問一答徹底研究
テキストのサイズがコンパクトなので、通勤電車の中での勉強やちょっとした空き時間に手軽に勉強したい方におすすめ!
私は疲れてがっつり勉強するのには気が向かない時や、テレビを見ながらちょっと勉強もしたいなっていうときに使っていました。
勉強時間
インテリアコーディネーター合格に必要な勉強時間は一次試験で100~200時間、二次試験で100時間程度が目安だそうです。
私の場合、勉強は1次試験本番の約1年前から開始をして、トータルで300時間程度勉強しました。
まだ子供が小さく、娘は日中も家にいるので、何時間もまとまった勉強時間が取れません。(子供が寝た後は自分も疲れてるし短期集中で一日何時間も勉強するのはしんどい)
おまけに勉強なんて学生時代ぶり…
幸い試験に挑戦しようと思ったときは試験まで1年以上期間があったので、期間を味方につけてコ少しずつツコツ勉強していこうと思いました。
最初の半年は平日に1時間/日、土日はなし、試験3か月前から2~3時間/日を毎日勉強しました。
もちろん子供の長期休み、自分の体調が悪い時なんかは勉強お休みしたりもしましたよ。
勉強方法
ただ「インテリアが好きだから」、という理由で勉強を始めましたが、いざ蓋を開けてみるとインテリアというより建築工のような内容がどっさり…
私はてっきりコーディネートの方法とかそういうのが勉強できるんだと思ってたので、そういう意味では思ってた内容とは違いました💦笑
例えばエアコンの仕組みなど、The文系の私にはまったく馴染みのない&興味もなかったジャンルの内容も多くあり、最初は本当にちんぷんかんぷんでした。
というか、最初は読んでいてもまったく理解できず頭に入ってきませんでした!!笑
ただの普通の主婦の私には、最初のとっかかりが一番大変でした。
それでも無事独学でも合格にただりつくことができたので、初心者の方が勉強する上でのポイントを私の実体験を踏まえて紹介します。
ポイント①合格教本(参考書)と過去問題徹底研究(過去問))を繰り返し説く
私の場合はHIPSの合格教本と過去問題徹底研究を使用していましたが、他の出版社でも流れは同じだと思います。
①参考書を読む(インプット)
②問題を解く(アウトプット)
これをひたすら繰り返しました。10回以上!!(シンプルです笑)
とにかくまずは参考書(合格教本)を一度読む!!
当たり前ですが、参考書を1回目読み始めた時はさっぱり理解ができませんでした。
一回読んでみて分かったことは「範囲が広い」ということと「これは難しそうだぞ」ということだけ…ぶっちゃけ一回読んだだけでは何も得るものがありませんでした。笑
でも、最初はふんふんこんな内容なんだな~くらいに思っておけば大丈夫です!
次は「過去問題徹底研究」を実際に解いていきます。
ぶっちゃけて言いますが、私は2回3回解いても理解できませんでした。最初は全然勉強が進んでる気がしなかったです…笑
でも、それでもあきらめずに何回も解いていると不思議なことに4回目5回目でようやく少しずつすこーしずつですが理解できるようになってきました。
過去問題徹底研究には問題と解説がそれぞれ同じ見開きに載っていて、参考書並みに丁寧な解説が書いてあるので、問題を解いた後はしっかり解説を読んで理解を深めるということを繰り返しました。
問題を解く度知識は少しずつ身についていきますが、中には何度も間違えてしまう苦手な部分がだんだん見えてくるので、そこを参考書で詳しく読んで理解して苦手をつぶしていきました。
私は各過去問集を10回は繰り返し解くことでようやく知識として定着させることができました。
(既に知識のある方や暗記力・理解力のある方はこんなに読まなくても大丈夫と思います!…が私は集中力がなさすぎてこれくらい読み込まないとダメでしたw)
私と同じようにインテリア初心者の方は、とにかく繰り返し問題を解くことが大事だと思います。
初めの3~5回くらいは全く分からなくても大丈夫です。勉強しただけ少しずつ知識はついていきます✨
私は試験の1か月前くらいにふと「あ、これもしかしたら一次いけるかも」と思う瞬間がありました。
インテリアコーディネーター試験はとにかく範囲が広いので覚えていくのは確かに大変ですが、ぜひあきらめずに10回問題集解いて下さい!
ポイント②過去問で実力把握 正答率9割を目標にする
HIPSの過去問題徹底研究には5年分の過去問全てが掲載されていますが、本番形式の過去問が一回分ついています。
私はこの本番形式の過去問を過去問集を5周したあたりで一度解いてみて、その後試験までに何度か解きました。
"過去問の数は限られているので取っておきたい"という気持ちにもなりますが、個人的には取っておいて演習する回数が減るくらいなら何回も繰り返し解いてどんどん覚える方がよいと思ってます。
本番の試験もやはり過去問の類似問題が出るので、過去問を繰り返していろんな問題をマスターしておくことは本番の得点源になります。
あと、不思議なことに理解していない部分って何回やっても同じように間違うんですよね…笑
全く同じ考え方して全く同じ答えを選んで間違えてましたね…そして採点の時にあぁー!!てなる。
なので間違えなくなるまで繰り返す、これを徹底しました。
最終的には過去問で安定して9割を超えれるように繰り返しました。
本番の試験では、合格ラインは公表されていませんが正解率7割から7.5割と言われているので、過去問で9割とれておくと安心です。
ポイント③予想問題徹底研究を解く
私の場合、予想問題を解いたお陰で、なんとなく理解した気になったけど本当は理解していない部分を洗い出すことができました。
過去問ばかり何度も解いていると、答え自体を覚えてしまっていたりして、別の角度から聞かれると答えられなかったりするんです。
苦手分野が一気に浮き彫りになるので、焦りとともに「ここ集中的に勉強したろ!!」と気合も入りました。
たくさんの問題に触れておくとより理解度が高まるので予想問題徹底研究はやっておいて良かったと思います。
ポイント④書いて覚えるより読んで覚える
これは好みがあると思いますが、私は夫の助言もあり参考書の内容をノートなどに書き写すことは全くしませんでした。
この勉強法、「え?書いた方が覚えない?」って私からすると目から鱗だったんですが、私にはすごく効果的でした✨
書くことで覚える"という考えもありますが、ノートに書くのってすごく時間がかかりますよね?
分かりやすくきれいにまとめようと思ったら尚更です!
でも結局参考書が一番分かりやすくきれいにまとめられてるんですよ!
ノートに纏めるとそれで勉強した気になって満足してしまう気がするし…
なによりノートに書いている時間があればその時間に何回も読むことができます!
ということで、私はノートに書かずにその分とにかく読む・目を通すことに時間を費やしました。
ただ、好みや個人差があるので勉強方法の参考にしてくださいね
試験本番で気を付けること
受験番号、氏名を忘れずに記入する
当たり前だろー!!!とブーイングが来そうで怖いですが、受験番号や氏名の記入が一番大事です!(真顔)
学校の試験でも名前を書き忘れると0点でしたよね。夫にも口を酸っぱくして言われました。笑
試験では試験が始まる前に受験番号や氏名を書く時間が設けられているので、書き忘れるということはないと思いますが、受験番号のマークミスには要注意です!
受験番号、氏名は正しく記入しましょう!(確認も忘れずに)
時間配分について
一次試験は意外と時間が余ります。
私の場合は一回解いて、もう一度見直す時間は十分ありました。(3周目はザザっとでじっくりはできず)
なので、分からない問題や悩む問題は焦らず見直しの時にもう一度考えるつもりでどんどん解き進めていって良いのかなと思います。
※マークミスはくれぐれも気を付けて下さいね!2周目でマークミスもチェックしながら解き進めるといいと思います
この辺の時間配分は、問題の理解度や人によると思うので過去問題や本番形式の予想問題で時間の感覚をつかんでおくと安心ですよ~
本番では8割を目指す、9割は狙わない
いよいよ試験本番、"これまでの勉強の成果をフルに発揮して最高の成績をとるぞ!"、"過去問で9割以上とれたから試験本番も同じくらいとれるはずだ~!"
と、気合を入れたくなりますが、私はあえて8割を狙うように心がけることで、メンタルをコントロールするようにしました。
過去問のように9割を狙うと、解けない問題が何個か続いたときに、逆にプレッシャーがかかって焦ってしまうからです。
合格ラインは7~7.5割なので9割正解する必要はないのです。90点だろうが75点だろうが合格ラインさえ超えれば一次通過です!
今まで見たこともないような問題は、他の受験生も解けないから大丈夫!
そう思うことで、試験本番はメンタルを正常に保つことを心掛けました。
モチベーションの保ち方
なんやかんやでモチベーションを保つことが一番難しくて一番大事
絶対に今年取るつもりで勉強しましょう!
来年また受けれるから…と逃げ道を作っていると、多分独学組は受かりません。
いや受かる人もいるんだろうけども…(どっちw)
でもまた来年があるからと思ってると、多分来年しんどいです。
長引けば長引くほどしんどくなるので、
絶対!!今年取る!!
その気持ちが大事だと思います😊
忙しい方、効率よく合格したい方には独学はおすすめしません
ここまで、独学での勉強法をご紹介しましたが、
忙しい方、無駄なく効率よく合格したい方には独学はあまりおすすめできません。
私は独学で進めましたが、何が重要かが分からないため闇雲に効率の悪い勉強をしていたと思います。
私は運よく受験すると決めてから1年あったので、こつこつ勉強する時間を確保できたので合格できましたが、
1年間は隙間時間さえあればずっとテキストを読んでいるような生活になってしまいました…(もうあの生活には戻りたくないです…w )
特に二次試験の論文や製図は答えが一つではないので、毎日"これで合格できるのだろうか?"と不安を抱えながら勉強していて、メンタル的にも辛かったです。
忙しい方、効率よく合格したい方にはコストはかかりますが専門講座を受けることをおすすめします。
専門講座ならユーキャンの通信講座がおすすめです!
おすすめポイント
おすすめポイント①
通信講座なのでまとまった時間がとれなくても隙間時間で勉強できる
おすすめポイント②
教育訓練給付制度対象講座なので条件に当てはまれば学費の20%が支給されます。
おすすめポイント③
初めての方でも分かりやすい図解が豊富なテキストと映像
おすすめポイント④
添削・質問サービスがあり、資格試験のプロに質問ができる。
そして、ユーキャンのインテリアコーディネーター講座は楽天で購入するのがおすすめです!
楽天で購入することで楽天ポイントがゲットできお得です!
まとめ
一次試験の難しいところは試験範囲の広さとモチベーションを保つことだと思います。
でも、一次試験はテクニックが必要な2次とは違い、とにかく暗記!暗記!暗記!なので、独学でも合格することは十分可能です✨
ですが、独学だとどうしても遠回りしてしまうので、忙しくて時間がない方、無駄なく効率よく合格したい方には専門の講座を受けることをおすすめします。
私の勉強法が少しでもこれから試験を受ける皆さんの参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました😊
参考
2次試験についてはこちら↓